aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

実証実験

 下記は産経新聞の記事故、別途裏付けも必要かもしれないが電池車はブームにはなれなかった(かもしれない)、か否かは未来の人が決める。

www.sankei.com

 理由は単純に採算で官が煽るしそこそこの要素技術も積み上がっているので先行投資も兼ねて異業種ベンダが自治体の交付金を掴んで電池スタンドを設置したものの・・・現実は厳しかったという技術の黎明期に見られる生存競争でありました。地図メーカ作成の資料(上記記事掲載)から引用させてもらうと(当然、監督官庁の情報とは差異が見られます:)

電池スタンド設置遷移(ゼンリン)

evdays.tepco.co.jp

 正直、電池車が普及しようがn回目の一時的ブームで終息するかは電力会社にとってはどうでも良い(結局自分らの業界で閉塞する:)が、監督官庁の政策による補助金と世界的な環境馬鹿(じゃないSDGs活動でしたっけ?)活動に呼応すべく(インフラ業界の辛いところ:)色々やっておられるようだが:

これって馬を水飲み場の喩え

 に当たるのではないでしょうかねぇ。電池クルマがそんなに良いのであればメディア様も自称進歩的知識人(失笑)さんはこぞってEVに乗っておられる筈なのだが・・・現実は? そういえばEV郵便車を意識高い系の海岸市で見かけたが結局のところ上述記事の如く:

採算ラインに乗らないので結局、補助金頼み(税金で補填)

 そこでタイトルに戻ると実証実験というマジックワード

実験だから失敗しても誰も責任を取らずに税金浪費出来る官民共に便利な方便

 として未来永劫多用されるのだろう(ねぇ、仕掛け作っちゃったしね)。こういう事態でも監督官庁天下り団体さんは涼しい顔で騙された末端業者だけが割を食うという毎度のパタンが繰り返されるのでありました。その意味ではNEDO等の1970年頃から水素エネルギーだの最近は自動運転(自律ではなく:)だの電池だのに首突っ込んでるが、所詮実証実験止まりで実用化に漕ぎ着けられなくても何らお咎め無しというのはロケット発射という矢面に立たされ責任を問われるJAXAとは大差がある。

 こんなこと言ってはおしまいなのだろうけど、補助金バラまく側は何ら責任を問われず、そもそも精査能力ゼロだからかような事が繰り返されるのだろう。

責任問われなきゃ(=責任が無ければ)必死でやらんわなぁ・・・

 我が国でもDARPAチャレンジのようなリスクを取る形態があるかといえば真似事はスモールレベルで存在するのかもしれないが監督官庁さんどこを向いているかと言えば・・・

 とか無責任な妄言を書いてみた(時間の浪費ですね:)。