何とimpress watchの記事。スターライナーの事件についての考察。
以下Geminiさんの要約を引用:
要約
2024年9月、SpaceXのクルードラゴン「Crew-9」ミッションが2名の宇宙飛行士をISSへと送り出しました。本来は4名搭乗予定でしたが、既にISSに滞在中の2名がボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の度重なるトラブルにより、当初予定していたスターライナーではなく、クルードラゴンで地球へ帰還することになったためです。
スターライナーは、NASAの民間宇宙船開発支援計画の一環として、SpaceXのクルードラゴンと共に開発されました。しかし、度重なる技術的問題、特に有人飛行試験におけるサービスモジュールからのヘリウム漏れや姿勢制御装置の不具合により、有人飛行が大幅に遅延しています。
安全を最優先とするNASAの判断により、ISSに滞在する2名の宇宙飛行士はクルードラゴンでの帰還が決まり、スターライナーは無人での帰還となりました。この一連のトラブルにより、スターライナーの今後の開発スケジュールは不透明な状況となっています。
ボーイングはスターライナー開発の遅延により既に多額の超過コストを抱えており、開発中止の可能性も議論されています。しかし、NASAとの契約内容や、将来的な商業宇宙ステーションへの宇宙飛行士輸送手段としての需要を考慮すると、開発継続の可能性が高いと考えられています。
一方で、ボーイングの開発遅延はスターライナーに限った問題ではなく、NASAの有人月探査計画「アルテミス計画」で使用される大型ロケット「SLS」の開発においても深刻な遅延が発生しています。これらの問題の背景には、技術的な問題というよりも、生産計画や開発マネジメントの体制に課題がある可能性が指摘されています。
今後の有人宇宙開発において、米国がSpaceXに依存する状況を避けるためには、ボーイングの開発マネジメント体制の改善が急務となっています。
引用おわり。最後のパラグラフがポイントのような気がする。
NASAとしてはイーロン・マスク御大に依存するのは避けたいし、競争原理を働かせるためにもSpaceX以外に何社か育成・擁立したいのだろうが・・・旧NA(アポロのCMを開発し、シャトルオービターを開発した会社)を吸収してこの有様だから(因みにMDはジェミニ開発に携わっているし今の落ちぶれたボーイングが哀れ過ぎる・・・
やはり分社化 and/or M&Aしか無いのでは。