色々大変なIt企業さんもいる様だが、アクセンチュアを目指すのも結構だが、地味に足元を固めて人並み(=他のメガバンクのシステム並)の品質を目指すのであれば仕様書も重要だろうがその上流工程(人的な意味での)は更に重要なのは顧客とITベンダの共通認識の筈。
なので(ごめんなさい、しつこくて:)日経コンピュータ芸人K(名前を書くもの汚らわしいので以下芸人K:)の狂言は馬鹿避け(当人の言葉通り)としようか:
www.itmedia.co.jp この手の○○コレクタ(修正の意味のcollectorね)は自然言語処理系の基本的な応用形態(いわゆるOA革命:古い:な1990年代)から存在するが、生成型AIを自然言語処理、特にドキュメント生成に適用するのは自然であり、上記記事は校正を意図している点が着目されよう。つまり文書校正をAIにやらせるという仕掛けにみえるし、これは定型文では有効だろうし、教師データ次第では致命的な誤記(論理上、ありえない単位・構成など)を検出出来れば幸運かもしれない。まあ、書式は機械が校正しやすい様にフォーマットをベンダが強制するスタイルかもしれないが。
話はそれるが私が好きなSF作家としてのIssac Asimovのロボット関連の作品で校正というのがある。
どういう内容かは読んで頂けると嬉しいがおおまかな内容は校正用のロボットが開発され、著名な研究者にUSロボット社が宣伝の為に貸し出すが校正内容が研究者の意図から歪曲されており、研究者がUSロボットを訴えて、カルビン博士が対応(解決)するというお話。Asimovらしくロボット三原則に従ったある種謎解きな側面もあり、お気に入りの作品の一つ(単なる私の好みです:)。
まだまだ初期段階の生成型AIがAsimovの小説の校正用ロボットの段階に近づけるかは、物理面を除けば、現在の生成型AIでも実現出来るかもしれないという希望を持たせてくれると感じるのは私が楽観的過ぎるのだろうか? まあ、すくなくともB級作品の世界破滅物だけが生成型AIの未来では無いのではと思うのだが(無論、皮肉ですよ:)。