イーロン・マスクの会社が人の脳内にインプラントを埋め込み脳と直接インタフェースを試みる事業を行っているらしい:
この記事から不慮の死を遂げたマイケル・クライトンのターミナルマンを想起させられるのは多分、私だけではないのではないか。クライトンのターミナルマンではハロルドベンスンというエンジニアが癲癇の発作を抑える為に脳からP-ターミナルという脳内に電極を埋め込み、そこに電気刺激を加えるマイクロコントローラを首というか肩付近に移植して発作の兆候を検知して抑止効果のあるP-ターミナルに電撃を加えるのだが、選択したP-ターミナルに人体はさらなる刺激を求め最終的には患者の価値観(分水界期間とか:不正確:な今で言うシンギュラリティのようなもの:に基づきコンピュータが人類を超えるのは規定事項とか言明したいたような記憶が)でそれが次第に先の繰り返し刺激を求める体と相まって暴走(ベンスン自身が)し、担当医のロス女史を殺す寸前で電子レンジのマグネトロン放射(安全装置は?)で撃退するも、最後は患者がモルモットの如く死ぬ(自殺か処分かは記憶になし)というクライトンらしいハーバード医学部中退学生のSFでありました。
時代は21世紀となりマスクさんの会社では崇高な目的の基に21世紀のULSI(古いね:)とネットワーク技術とクラウドコンピュータ技術で脳とのインタフェース(多分、疾病も含まれるのだろう、クライトンの如き癲癇の類かは不明だが)を実現しようというこちらはイーロン・マスクらしい事業なのだろう。
GoogleのコンタクトレンズやGoogle glass(中止されたしまったのは残念だが、亜種がちょこちょこ話題になるので画期的技術の萌芽ではあったのだろう、多分)等、札束でベンチャを支配するしか脳の無い(言葉通り)株価目当てのシアトルのパソコンソフト会社さんとは理念も使命も目的も異なるらしい(無論、皮肉ですよ。守銭奴に対しての。ああ、ゲイツくんもね:)。
これだから色々あれど、イーロン・マスクから目が離せない。。。