Forbesの記事だがコントリビューターさんの考えに基づくものであってForbes社の社説では無いのだろう。
外信ではこの辺は明確且つ署名記事なので責任の所在がはっきりしている、つまり日本の「メディア」の如き曖昧(卑怯・無責任と言い換えても間違いでは無いのでは)な馴れ合い・ぬるま湯な「正義の味方ごっこ:)」とは異なるという事ですな(無論、私見ですが)。
国家安全保障上のリスク
米国時間3月27日、ドナルド・トランプ大統領は、すべての政府機関に対しClaudeまたはアンソロピックのいかなる技術の使用も「直ちに停止」するよう命じた。大統領はソーシャルメディアへの投稿で、アンソロピックが課す利用規約が何らかの形で米国人の生命を危険にさらし、「兵士を危険にさらし」、さらには国家安全保障上の脅威にさえなると主張した。
しかし、大統領の後押しがあったにもかかわらず、米軍は週末にかけて実施された対イラン攻撃「オペレーション・エピック・フューリー」を支援するため、アンソロピックのClaudeに依存し続けていた。ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、Claudeは情報評価、標的の特定、戦闘シナリオのシミュレーションに用いられたという。
政権側は今回の攻撃が完璧に実行されたと主張している。それにもかかわらずClaudeが脅威だというのなら、直近のイスラム共和国(イラン)への攻撃で使用された事実と整合させるのは難しいように見える。
「この政権は、各機関が協調して働けないという理由で、自前のドローンすら撃墜している。見栄えのいい話ではない」とメリーランド大学のコンピューターサイエンス准教授、ジム・パーティロはそう指摘した。
「自分たちのやりたいことに合わせて法律を平然と歪める政権が、アンソロピックの製品を『合法な用途なら何にでも』使えるべきだと主張している。一方で、国防総省との協働について最もオープンな企業の1つである同社が、技術が国内の広範な監視や自律的でエージェント的な兵器システムに使われることを懸念している」。パーティロはそう述べ、同社は自社技術と安全性の限界を理解しているのだと付け加えた。「アンソロピックのほうが、こうしたものの意図された用途についてより理解しており、正当に線を引いたように見える」
引用おわり。
毎度のパタンとはいえ、予測不能で不安定で気まぐれな情動の 合衆国は偉大だが大統領はそうではない 者と一民間企業の経営者を比べるのは無意味ではあるが最後のパラグラフには技術的には共感します(ああ、個人の印象ではありますが)。
#早く三回目の弾劾が始まれば良いのに・・・
続けて、
この問題がどのように展開するかは、依然として不透明だ。
「一方で、ホワイトハウスがこの対立に勝てば、無数の人命を奪い得る危険な装備への無制限のアクセスを得る可能性がある。彼らはそれが必要だと主張するかもしれない。無人ロボットが同じ敵を破壊できる場所に米兵を派遣すれば、その生命が危険にさらされるからだ」とタリー・リンキーPLLCのマネージングパートナー、アンソニー・クーンはそう述べた。
アンソロピックがこの対立に勝った場合、米国民と戦闘員を守る任務を負う政府に対し、企業の経営陣がどこまで線を引き、道徳を課すのかという問題が浮上する。
「双方はおそらく歩み寄り、双方に利益のある合意に至るだろう」。クーンはそう付け加えた。「しかし、将来こうした取り組みのもとで、AIがどこまで許されるかを決める権限を誰が握り、誰がその決定を下すのかを見るのは興味深い」
軍の規制とAI
現在、米軍におけるAIの利用は、自律型兵器に関する指令3000.09を含む国防総省の内部方針や大統領令によって規律されているが、包括的な連邦法は存在しない。これは、技術の進歩が、その使用を統治する規則や規制を上回っている例かもしれない。
ミニャーノによれば、現行の方針は人間による監督やその他の安全策を重視しているものの、軍事文脈でAI技術を何に使えるかについて厳格な制限を課してはいない。
「その空白は、無制限のアクセスをめぐる国防総省とアンソロピックの最近の緊張のような局面で明確になった。完全自律型兵器や監視用途といったものをめぐる明確な法的境界が欠けていることが浮き彫りになっている」。ミニャーノは続けた。「軍事AI利用に関する新法は十分にあり得る。とりわけ世論と政治の注視が高まり続けるなら、議会から出てくる可能性は高い」
アンソロピックの対立は、議論の口火を切ることになるかもしれない。
引用おわり。
LLMを使った事がある人ならば(政府要人でAI使った事が無い人が居るとは信じられない・・・まあ、日本のおバカ野党党首ならあり得るかもしれませんが:)
事態がエスカレーションして、眠れる議会が目覚める事を強く期待(心から)・・・更に言えば科学技術に背を向けた祈祷師風情な厚生長官(ケネディ家の劣等生、である:)の弾劾も併せて期待。国民も84%がはしかワクチン接種に賛成らしいから祈祷師の呪いは全く21世紀の米国民には効かないらしい(あたりまえ)。
産業用ロボットでは事故を起こさぬ様に何重もの安全装置が組み込まれており、航空機や自動車、産業用機器、そしてPCアプリですらその様な安全装置が組み込まれていても事故は起きるのに、国家の安全保障を司る装置にそれを無効化するというのは如何なものなのだろうか・・・
#ひょっとしてフランケンシュタインコンプレックスとか(そこまで教養があれば良いですね・・・大統領閣下に:)
#やはりこの政権、会話が出来ない「天動説政権」に過ぎないのだろうか(恐ろし)・・・