低消費電力を言いたいのだろうけど、というかNVIDIA等のGPU系のAIアクセラレータに比べるとRenesasさんのDRPは熱くならないプロセッサです(キリッ)と言いたいらしい。EETimesの記事:
先日のNXPのMCXN94/54(元々はi.MX9系に搭載されたeIQのローエンド展開のようです)もNPUとDSPを搭載しているがRenesasさんのDRPは用途限定型のAIアクセラレータらしい。DRPは長所・短所がある(そりゃどんなアーキでもある:)と言われているが、俗に言う独自過ぎてクセのあるアーキテクチャとの烙印を押されるか否かはResesasさんのサポート部隊(最前線はFAEさんだろうか、大変でしょうけど)の頑張りに依るのだろう。
ARMもIntelも、そしてResesasも更にNXPも(多分STも)各社各様なAIアクセラレータを提供し、これから血まみれ(言葉どおり)の生き残りゲームが始まるから各社が棲み分けてそれぞれの居場所があるとHappyなのだろうけど、悪の帝国(無論、Wintelの事です:)と悪の帝国その2(無論、ARMの事です:)らが市場支配の攻勢をかけている中で、弱小(失礼)のDRPが生き残れるか否か、着目しております。
最近のRenesasさんはM&Aを活発にやり、RISC-V32コアも自社開発するそうなので、嘗ての社内純血種路線はRZ/RAから切り替えたのかそれとも単なる市場伺いなのかはたまたリスクヘッジなのかは外野のど素人には伺い知れぬがトヨタ程ではないにせよ、悪くない戦略ではないかと思料します。
これで久々にGRシリーズにDRP付きが出る、いや既に出てました(忘れてた)↓
DRPの世代が違うかもしれないがDRPに触るには良いのかもしれませんね。もっとも入手性と価格の点から私には手が出ませんが(お金ないので)。。。