リアル空間に(IT詐欺師の)リセット文化は存在しない

 またぞろ「正義の味方GAO様」が問題プロジェクトをご批判なさっておられるがこれってプライムのLMだけの問題なのだろうかと民間価値観のおじ(い)さんとしてはぼやきたくなってしまう(よ)↓

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 何かとご批判の矢面に晒される(同じ超高額プロジェクトのB-21はブラックプロジェクト故かB-2で懲りたのか空軍のガードが固くNG社にはUSAFとペンタゴンや優しい)JSF計画だが組込ソフトウェア開発というかソフトウェア開発管理の問題は別段F-35が発明したものではなく20世紀中頃のIBM360の頃から人月の神話として公知の事項であってソフトウェア開発遅延はあれど予定より早く開発完了した事例なんて聞いたことが無いのではと言いたくなる。

 そもそもランニングチェンジだのOTAだのフィールドアップグレードだのはリアル空間(つまりはモノ)では何らかの犠牲(損失)を伴うのに対してソフト屋さんはモジュールをOTAすれば良いだけでしょ(開き直り)と時間とフィールド適用工数を軽視してそれこそどこぞのリセット文化のパソコンOSベンダの如くテスト不十分で世界中で大問題(俗に言うメディア様の大好物な「システム障害」)を多発してもGAOから摘発されないIT詐欺師って何なのとか想ってしまうのですよ。

 GAOの価値観ならマイクロソフトなぞ当の昔に品質問題とその責任(訴訟費用)で倒産なり企業解体されていても不思議は無い筈なのだが。だってOSが固まろうがブルースクリーンになろうが稼働中に更新不能なOSだろうが強制的に再起動(その時ウェポンシステムが稼働していたらどうなるのだろうか「ミサイルに触らないで下さい」とか表示するのでしょうかねぇ(皮肉)」。

 IT詐欺師のそれもパソコンという最も品質の低く障害が発生しても「またかぁ(諦め)」で許される業界と僅かなバグで世界は滅亡する(現実にNORADのシステムでIC故障でそうなりかけた事がある)リアル空間では価値観というか工数・費用が異なるのをGAO様はご理解なされた方が宜しいのではと。

 個人的にはF-35の遅延問題は無茶な要求をし続ける軍側に問題の根源がある(TFXとSTOVLとステルスとETOSとネットワーク戦闘を奇跡的に実現している民間企業にこれ以上何を要求するのだろう。設計要因による死亡事故を起こしたない(現時点)それこそ奇跡的な巨大プロジェクトの成功例であろうに。。。)と言い訳が出来ないプライムのLM社にはご同情申し上げる。