aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

環境馬鹿が世界を滅ぼす(12):いつものパタンが始まった(笑)

 素人考えもたまには当たるようで?統合ドイツのディーゼルゲート主犯がダミー社長に責任負わせて愚民共が忘れた頃(武漢肺炎とウクライナ戦争で愚民共ディーゼルゲートなんて忘れてしまっているだろうし、官僚国家EU最強:)で計画通り?ダミー社長さんを首にしてディーゼルゲートなんて無かった(キリッ)と歴史改善に勤しむ統合ドイツのマインドは流石二度の世界大戦の主犯であるだけの事はある(褒め言葉ですよ:)↓

www.nikkei.com この記事書いた人は「コメンテータ」とかいう無責任職(というか小遣い稼ぎだろうか)で朝日新聞的「客観性偽装」を日経が露骨にやるようになったのはそこまで追い詰められているのか所詮サクラが第三者のフリして予定調和してるだけだから不愉快どころか朝日新聞メソッドによる(というかメディア様直伝でもある)サクラ誘導であるには違いない。経済以外の記事は日経もまともな場合もあるようだが日経コンピュータ芸人木村くんの如き芸術活動家無学が聞きかじりのおバカ記事を勉強もせず繰り返す輩もいる様だから所詮日経も朝日変態新聞らと同一カテゴリという事なのだろうか。まあ経済記事も財務省が蒔いた紙を転送してるだけだしマクロ経済も分からなくて経済新聞の記事書けるのが不思議。ああだから外注頼みで難しそうな記事は外注に振ってしまうのかな?これも朝日変態他文系メディア様の思考回路との類似性が見られる。まあ我が国の新聞のレベルとはこの程度であって日本経済新聞社データマイニング部門を独立させてそれを将来の経営の柱に(M&A含めて)された方が宜しいのではないだろうかとど素人の余計なお世話を言ってしまおう↓

vdata.nikkei.com それにしてもあのトヨタの方が指摘されていた通りに状況が推移しているのであれば卓見というか当業者にとっては当然というかメディア様にとっては記事ネタというか

aki-iic.hatenablog.com やはり現実世界は物理法則が支配する空間であるから理念大好きな活動家崩れの妄想癖満載のメディア様にとっては現実を直視するn回目の機会になれば良いのだが所詮文系鶏頭故、覚えてないんだよね〜(彼らの顧客たる愚民と共に)。

aki-iic.hatenablog.com 物理法則を無視出来るのは映画やアニメや小説や宗教の世界であって悲しいかな三次元連続体の炭素(今流行りの炭素である!)生命体である多くの人類との整合性は見られないのだが彼らにとってはそうでも無いらしいのは過去何度も繰り返されている事柄に過ぎない。流石官僚社会EUですなぁ(呆れつつ)↓

aki-iic.hatenablog.com まあ共産主義や官僚国家の如くある日突然白が黒になるのが日常でそれを不思議とも恥とも思わない思考回路のエリートがこれらの国家(疑似含む)戦略を支えているのだなぁと再認識させられるのでありました。

さて自称意識高い環境活動家さんやそれを煽るメディア様は・・・鶏頭だから揶揄してもしょうがないか(ため息)。

 

Wireviz

 先日facebookMacユーザの方がWirevizのMac版の紹介をされていた↓

philipmcgaw.com どうやらGraphvizの親戚のようで?ハーネス(ケーブルとも)の図面をyaml書式で記載すると作成してくれる代物らしい。本家のGithubはこちら↓

github.com  Linux版の留意事項はPython3.7>である事で私が使ってい(た)Yoga710のUbuntu 18.04ではPython3.65だったのでPython3.7に更新したらAnacondaと競合してゴニョゴニョしてたら間違ってgedit消してしまい更にゴニョゴニョしてたらXの起動環境を破壊してしまった(何故?)ようでキーボードも破損して妊娠してタッチパッド周りの筐体が崩壊してるしで懸案のA285に交代の時期と割り切って今A285のUbuntu 20.04環境でこれを書いている。このA285は3年前に買ったものだがBTOでメモリ16GBに設定してるので手持ちの機器では最も大容量メモリ(笑)、高性能CPU(Ryzen5 4コア8スレ:笑)なのでありました。動作中突然固まる事が2回あってUbuntu 20.04でA285のBIOSupdateデータを取得・BIOS更新(Ubuntu経由でのBIOS更新は初)を行ったので状況監視とする(余談だがYoga710もそうだったがLenovoに限らずBIOS初期版のバグは致命的なのが多いので何度も足元すくわれない様にしたいものである)。話を戻すとサンプルのyamlファイルを使って

connectors:
  X1:
    type: D-Sub
    subtype: male
    pincount: 25
    pins: [1,14,3,16,5,18,7,20,9,22,11,24,13]
    pinlabels: [ SENSE_P_1, SENSE_N_1, SENSE_P_2, SENSE_N_2, SENSE_P_3, SENSE_N_3, SENSE_P_4,SENSE_N_4, SENSE_P_5, SENSE_N_5, SENSE_P_6, SENSE_N_6, GND ]
  X2:
    type: F48
    subtype: female
    pincount: 48
    pins: [ z2,b2,d2,z4,b4,d4,z6,b6,d6,z8,b8,d8,z10,b10,d10,z12,b12,d12,z14,b14,d14,z16,b16,d16,z18,b18,d18,z20,b20,d20,z22,b22,d22,z24,b24,d24,z26,b26,d26,z28,b28,d28,z30,b30,d30,z32,b32,d32 ]

cables:
  W1:
    gauge: 0.25 mm2
    length: 0.2
    color_code: DIN
    wirecount: 12
    shield: true

connections:
  -
    - X1: [1,14,3,16,5,18,7,20,9,22,11,24]
    - W1: [2,1,4,3,6,5,8,7,10,9,12,11]
    - X2: [d4,z2,d10,z8,d16,z14,d20,z18,d26,z24,d32,z30]
  -
    - X1: 13
    - W1: s

 wireviz demo.yaml

を実行すると

demo.bom.tsv  demo.gv  demo.html  demo.png  demo.svg

が生成される。demo.png,demo.svgがケーブル図(前職ではハーネスではなくケーブルと呼ぶ会社だったのでケーブルと呼ばせて頂きます:)が生成される↓

demo.png

 ○○○viz系で毎回感じるのは「おお、スゲー」でありましてGraphvizを初めて触った時の感動をWirevizでも味あわせて頂きました。開発者の皆様ありがとう(感謝)。

 とここまでは良いのだけどこの図面を見て配線するのは結局自分なのだな〜と反芻するとアレだが外注さんにこの図面でケーブル発注出来る境遇の方にとっては有り難いツールであろう。最もプロの方は企業それぞれのケーブル図面作成用CADなりツールなり(場合によってはExcelとか?)で発注されているのだろうけれど(前職では実装屋さん:こういう職業の方がこの世に存在するのでした:がこんな感じの図面を購入仕様書として図面登録して担当購買がケーブル業者に発注しておりました。この手のケーブル(束線とか呼んでいた)は手作業なので結構高価でコストダウンのネタにされる場面が少なからずあった気がする)。

 製品、自作(道楽)に限らずケーブルが無いと装置が組み上がらないので地味だが大変重要な構成部材でありました。

矛盾(或いはよくある浅はかな思い違い・勘違い)

・ペーパーレス化推進したら紙の使用量が増えた → テストプリントの失敗分が削減された筈の紙より多かった(笑えない)。

・在宅勤務に伴いオンラインミーティングを推進したら却って会議時間が増えた・非効率化した → 会議をしたがる人がいる限り削減は無理

・社内グループウェアSNS活用で情報共有を推進する → 志が高いのは尊敬するが不適応世代の分布を無視すると期待した効果は出ず、一般に不適応世代が主流派という現実に立ち向かう必要が生ずる

・朝走るようになって(最近中老年ご夫婦を見かける)肥満・健康対策になったかと思いきや長続きしなかったり寧ろ太ってしまった → 必然性が無い事を人間はしない(仮に配偶者の監視があったとしても)

 なんか捻くれものの川柳の如し(それでも朝日新聞の天声なんとかよりはマシだと思っているが)総論としては:

不毛である

 いや別に評論家気取りのどこぞのテレビのコメンテータなり正社員ではないが目的と手段とガイドライン(というか実現方法とルール)を利害関係者に浸透させないと上手く行かないのは世の常であろう。パーパレス化=何でもPDF化で解決するかと思いきやそれを確認・閲覧するにPDFを印刷しては本末転倒であるが世代により(私もそう)300DPI以上の紙レベルの分解能でないと(=LCDモニタの解像度とリフレッシュレートでは)目の疲労や書込みが出来ない(あらまた矛盾するワードが・・・)と逆戻りしてしまう日常を何度見てきた事だろうか(溜息)。

 そもそも人類何千年の歴史の重要部分を構成する文明・文化の記録手段として人類に多大な貢献をし続けている媒体である紙の「ペーパレス」などという軽いワードで否定出来ると思い込んでいる輩の知能指数が知りたいものである。悔しかったら

・千年以上保存が効き、消費電力ゼロな長期保存記録媒体を1ページ数円で開発してみよ!

 としたり顔で上記を飯の種にしているIT詐欺師の馬鹿共(空疎な世界で現実行動と実績に乏しい口だけ野郎|ババアな方たち)に言いたいと思うのは猛暑の為だろうか?

 同様に小箱の電池すら数日で切れてしまう程度の「最新電池技術」の段階でEVが世界をクリーンに導くとか大嘘こくのはインチキ宗教団体か狂信者か利害関係者だけに留めておいた方が宜しいのではないかとも思う(これもきっと35℃の猛暑の為なのだろう、多分ね)。

絶滅危惧種と朝日新聞の関係

 世間は夏休みで今の通勤経路は子育て世代が多い為か親子連れでお出かけをよく見かけるようになったのは武漢肺炎亜種が2種から5種に格下げが噂されている中でおバカメディア様と利権欲しさで2種のままにさせたい(視聴率と利権確保が鉄のバイアングルって奴?)方々のご活動なぞガン無視(でもマスクちゃんと装着してるのが日本人の良い処:)であの利権代表のオミ君もご自由にと逃げ出している有様で例の42万人統計マニア京大おっさんはご存命だろうか(皮肉ですよ:)。

 そういった夏休みの一日で絶滅危惧種の新聞折り紙芸人おっさんを黄色い電車の中で発見してしまった。時間は午前6時40分頃、読んでいるのは勿論

朝日新聞、アサヒ新聞、朝日(ちょうにち)新聞とも

 でありました。このおっさん新聞折り紙芸人の特技で折り紙業を駆使して紙音を響かせて静かに朝日新聞を読んでおられるのだがあの朝日新聞をそこまで懇切丁寧に読む人を人生初めてみてしまった(それも結構混んでる通勤電車の中で)。やっぱ上級国民のアサヒ新聞とその読者様は下賤の国民(市民ではなく)共が乗る一度倒産した国鉄の残骸の電車の乗客が迷惑しているなぞ意に介さないのだろう(ものすごい偏見入ってます:)。それにしても電子版もあるだろうに何が楽しくて(実は折り紙新聞が意識高い系のジジババで密かなブーム、とか:)新聞折り紙労働をなさっているのか知らぬがご本人(というか朝日新聞的価値観では)これが業界オピニオンリーダー誌を読む上級国民エリート様の上級新聞を読むお姿である。下層の民もつき従うべし(誇張入ってます)。とか妄想しているのだろうか。

はっきり言ってスマホ依存症の人より煩くて見苦しいのですが(ご本人は優越感かもしれないけれど)。

 こういう勘違い野郎|ババアな絶滅危惧種が自然減する刻こそ朝日の無くなる日、平和の日、なのだろうかと山の日か海の日か知らぬが季節感も伝統文化も国家観も希薄にする為だけに無意味に休日を移動させたり改変したりする輩と同じにほひがすると感じるのは妄想たけだけしいのでしょうね(落ち着け)。。。

 これでは情報価値マイナスなのでいつもの日経さんの武漢肺炎亜種情報をn回目の再掲をしておきます(リマインド的な意味で)↓

令和四年葉月十一日

vdata.nikkei.com

 

ラジオ少年の頃(その3)

 束の間の30℃未満の日も終り今日の予想最高気温30.5℃で今週から30℃超えの夏日に戻るが幸いにして朝晩は20℃台で熱帯夜は避けられているだけでも有難いと観るべきだろうか。今年の梅雨が何時だったのか特定するのが難しい?のか昔(とはいえ10年前)程にははっきりとして季節の変化が(というか穏やかな変化が)置きず半ばランダムに気候変動が散発しているように感じられてしまうのは無知なおじ(い)さん故なのだろうか。カオス系がどうちゃらとか言われてもその科学技術が実務(今回は気象予報)に適用出来なければどこぞの東大地震予知妄想(失礼)と同じで税金泥棒に過ぎないのでは無かろうか(研究者の方には言い過ぎかもしれません)。NEC地球シミュレータでは結構気象予報は当たっていたのに今の地球シミュレータは自然界の変化に追従出来ずに最近のようなアジャイル天気予想(数時間前にやっと予報が確定する予報にどの程度の意味があるというのか?)では現実に困る(実務的・財務的に)方も少なくないのではないだろうか(か?ばかりの無責任ワード連発で申し訳ありません)。

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(前回からのつづき)

9.初歩のラジオ

 小学校高学年の頃は子供の科学(多分、中学生でも時折買っていたと思う)の愛読者であった事は記したが中学生になって筥崎宮の近くから東の辺境に引っ越したのでそれを堺に交友関係も接する文化も変化するのは誰しも経験される事ではないかと思う。初歩のラジオを買うようになったのはラジオというか電気工作(当時はエレクトロニクスという言葉が最新流行語で意味も無く「エレクトロニクスの○○誌」といった表紙が少なくなかった。)をやりたい(何度も書くが高確率で親父の影響)との方向性が自分なりに定まったからだと思っている。当時の初歩のラジオはオーディオ、コンシューマ機器(ラジカセとか)、無線・BCL関連(当時はBCL・SWLという受信趣味が流行っていて短波放送(主に外国の)を受信してベリカードを貰うのがBCL、アマチュア無線を受信して(免許が取る迄受信業務で勉強して)た人がSWLをやっていた。別段受信機を作る訳ではなく当時はブームだったので(Sonyスカイセンサー5800の時代です)数万円の費用があればBCL・SWL受信機を購入するのは中学生でも可能であったがそんな金無かったので初歩のラジオで後半ページに割当てられている無線関連の製作記事がお目当てであったが前半のオーディオ記事は欧米の高価な真空管(それも古典管や見栄えのする欧州系のGTステムのビーム管)を贅沢に使用した藤本さんの記事は羨望の的というか高嶺の花を望遠鏡で眺める感ではあったがこういう世界があるものかと6L6GC、2A3、KT88、WE300Bといった海外の有名管のパーツナンバーだけは記憶する様になっていった。話を戻すと当時はJA1QGV/JH1DVVとかいう方の記事がお気に入りで無駄な機能が無く欲しい機能が搭載され回路情報も概ね正確で再現性も高く部品入手が可能で中学生でも可能な部品代で製作可能な記事が多かったので良く参考にしていた。当時はまだ50Mhz帯でAM/FM通信がされていたので別の常連執筆者の方が39MhzのVFOでシングルコンバージョンの10.7Mhz IFなAMトランシーバの記事も掲載されていた。お名前は忘れたがこの著者の方はトランシーバが好きで27Mhzの水晶制御(固定チャネル)な電波法上出力が有りすぎる様な27Mhz AMトランシーバーの記事も書かれていて回路も記事も参考になったので製作したくなったが用途が外れるので何度も読み返していた(それだけ情報に飢えていたのだろう)。そういう経緯があったので中学校2年の頃に掲載された高1中2相当の半導体(当時はソリッドステートという言葉も流行っていたのでオールソリッドステート短波受信機:当時は真空管とのハイブリッド構成が少なくなかった(特に送信機・トランシーバの送信管))短波受信機の記事に飛びついた次第である↓

aki-iic.hatenablog.com

 自己引用になるが構成他の上記より引用:

20201004追記:中2の頃に作った短波ラジオの構成を思い出したので(懐かしさ故)記しておく。

RF(3SK22)-MIX(3SK22)-IF(2SK19)-MF(MFH40K)-IF(2SC460)-MF(MFH40K)

-IF(2SC460)-DET(1N60x4)-BFO(2SC372x2+varicap)-AF(uPC20C)

OSC(2SK19)

 1975年頃なのでdual gateでもJ-FETでMOS-FETが登場する前の時代。東芝のFETばかりなのは著者の好みかもしれないが地方(福岡)でも入手可能な部品で構成されていたので助かった(通販使うようになったのは高校から)。バリコンは430PF三連のアルプスのエアバリコンでバンドスプレッドは中1の頃に製作した 0−v−2用のタイトバリコンの羽をむしって使用した。コイルはトリオのS-B(RF付)で受信帯域は3〜10Mhzで3.5,7Mhzのアマチュアバンドと9Mhzの短波放送は良く聞こえた(中2の作品にしては)と思っている。ケースはアイデアルのクリーム色でカバーが焦げ茶のオーディオ用のケースをバリコン周りを補強して使用。45年昔の事だけど不思議と覚えているもんで。その後これを親機にして21Mhz、50Mhzのクリコン作って50Mhzのクリコンは後に製作する50Mhz SSBトランシーバーを製作した際に役立った。当時は初歩のラジオラジオの製作が私にとってのバイブルで大学生になる迄トランジスタ技術の存在を知らなかった(流石にCQ誌は知っていた。あまり買わなかったけど)事を大学時代の友達に驚かれた事がある。若い頃の事は良く覚えているというが当時中2のラジオ少年にとっては貴重な経験だったんだろうな(しみじみ)。

(引用おわり)

10.プリント基板

 初歩のラジオに掲載された回路記事では読者が中学生想定の為かプリントパターン図が掲載されており当時サンハヤトが製作キットを販売していた専用シート・感光基板へのフォトエッチングが代表的であったが高価だしパタン書くの大変だし(オリジナルのコピーでは満足出来ない生意気中学生だったので:)当時の中学生の先輩に教えてもらったマジックインキでパタンを直接銅箔基板に手書きしてそれをエッチングする方法で基板を作成し後は1mmドリルで膨大な数の実装用の穴をハンドドリルで(前に記したアルミシャーシーの加工に用いた親父伝来のハンドドリルである)地道に穴あけしてそれに部品をハンダ付けしてプリント基板を作成していた。この手法は高校生になっても同様でこっそり21Mhzのクリコン(これも初歩のラジオのJA1QGVさんの記事)を作ったり大学生になってからも50Mhz SSBトランシーバの製作にも両面基板を用いる(GNDパターン強化の為)等したが技法は進化していないというか確立された技法であった↓

aki-iic.hatenablog.com

 ネタの再利用はこの辺にして話を戻すとプリント基板を作っていたのは中学生から大学1年(2年以降はマイコン青年?と化すのでDRAMメモリ基板以外は基板作った記憶無し)でその後プリント基板を設計(Eagleで設計して基板はOlimexに発注)したのは2007年頃だったと思うがこれと中学生時代のマジックインキでパターン直書きを比べるのは違うと思うのでこの辺にしておきます。

 余談ですがYoutubeで意図的に空中配線で非現実的な回路配線を得意げに(見栄えがするから?)ハンダ付け作業を示した映像が散見されるが回路製作の実態とは掛け離れている「虚報」だと個人的には考えているので止めた方が良いのではと思っている。合わせてBGA部品ハンダ付けが簡単そうに出来る様な「虚報」もどうかと(単に私が不器用なだけかもしれないけれども。

 振り返ってみると中学生の頃に習得したマジックインキ系プリント基板製作法は後々(必要ならば今でも)迄使える技法でこれも電気工作資産になっているのかもしれません。シャーシー/ケース加工は不得意だったけどそれが無いと始まらないから実は社会人になってからもMC68B09E+HD68B45+HD63B50を使ったCRTターミナルをNo.807にて配線して秋葉原で購入したクリーム色のケースを加工して組み込んだ記憶がある。それ以降はシャーシ/ケース加工をまともにやった(プラケースの穴あけ程度)記憶が無いのは気力減退の兆候だったのかもしれない(溜息)。。。

11.2SC372と2SC945と2SK19と3SK22、そしてμPC20C

  執筆者によって異なるが先のJA1QGVさんは東芝の石(当時はトランジスタを石と読んでいた。今ではIC、LSI含めて石と呼ぶ傾向があるようだが)が多く幸い地方でも東芝の部品は真空管含めて入手可能だったので助かった記憶がある。超有名トランジスタ故、年配の方は先刻ご承知とは思いますが安価(当時100円ぐらい?)でft=200Mhz,Pc=200mWの高周波でも使える標準的な万能トランジスタでありました(敢えて記す迄も無い事柄ですが)。一方2SC945はNEC製のトランジスタで当時の地方のジャンク屋(というか試験不良品か製造余剰品のプリント基板が多かった)で2SC945/2SC900を使ったジャンク基板(長い連動スイッチが搭載されていたので民生用機器向けかと思われる)から取り外した本トランジスタを多用するようになりました。スペック上はft=250Mz,Pc=200mwとftが2SC372より50Mhzも高かったので高周波(特にVHF向け)に限らず以後2SC372は購入せず専ら2SC945ベースで考えていました(とはいえ回路設計が出来るでもなく単に代替品として差し替えただけ)。2SC900は2SC945の音響用といえる石で東芝の2SC1000(型番格好良いですね。偶然とは思えない。。。)に相当する石で大学生になって作ったTA7210をパワーアンプとしたステレオアンプ(爆)に東芝トランジスタの代替として使っていましたが先日帰省した時にまだ存在していた様な気がする。JFETの2SK19はこれも説明不要な超有名銘柄ですが当時トランジスタよりFETの方が高級・高性能なイメージが強かった為か2SC945で充分なXtalOSCにわざわざ高価(250円ぐらいした気がする)な2SK19を用いる著者が結構おりました(JA1AYO以外の方はFET使う方が多かったような気が)。一方Dual gateなJFETの3SK22は専ら先のJA1QGVさんの記事でしか見たこと無く当時はMOSFETの3SK40,3SK45といったMOS dual gate FETに移行してしまったので失われた技術と化している様です(ディスクリート詳しくないので間違ってたらゴメンナサイ)。

 μPC20Cは初歩のラジオで多用されていたNECのモノリシックICで当時はサンケン電気さんやマルコン電子、東芝もオーディオパワーアンプ用にハイブリッドIC(というかモジュール)を多数販売しておりプリアンプ用にマルコン電子さん(東芝系列)のMC4080+LM380x2でミニアンプを大学合格後の春休みに急遽製作した記憶があります(当時は馬力ありましたので3〜4日で回路設計・基板製作・ケース加工・動作確認をやってのけた気がする。翻って今は(涙)。)。まあそんな訳で色々ありましたがラジオ少年の日々を過ごしていたのでありました。

11.余談(株式会社東芝様への感謝)

  経緯は忘れましたが当時東芝さんに部品情報請求かカタログ請求を初歩のラジオかハガキか自分で書いたのか忘れましたが(当時の初歩のラジオ東芝と松下が自社半導体応用拡販の為に毎月記事投稿されていた。当時の最新半導体であったトライアック(SM2D41+トリガーダイオード)を用いた調光器ではゼロクロスでないのでノイズ出まくりで図面にはノイズフィルタが記載されいた)地方の大学生に東芝さんのリニアICと高周波ICのハンドブック(全部で4cm程の厚みになる立派なマニュアル)を送付して頂きました。これを参考にして東芝のICを多用した(上記のステレオアンプ等)製作をしておりました。40年前の事柄ですがここに御礼申し上げます。

 当時の東芝は家電業界でもトップで民生機器から電力・原子力から電気関係のみならず社会を支える大企業で今でも色々ありましたがほぼ全ての分野を把握している底力は日立製作所と並んで日本のエレクトロニクス産業を支える大黒柱であったと承知しております。仕事では東芝さんはEOLが早くて困った事もありましたが上記の幼児体験というか学生時代の利害関係が無い頃の体験から今でも東芝半導体(の販推部門の方)には好感を持ち続けております(妄想或いは片思いですけどね:)。

(了)

 

二者択一

 卑近な例で恐縮だが

A定食とB定食どちらを選びますか(他の選択肢は存在しない)?

 なる二者択一な業界はどこにでも存在するがその最たるものが航空機業界であろう。特殊な地域でもない限りはA)irbusかB)oeingの航空機を航空会社は選択し両社の機体を採用する航空会社も少なくない。これは複数企業の複数機体を運用維持に要するコストより競争原理による総掛かり費用低減(有形・無形の)とリスクヘッジが在るのは明白であろうがn=2を超える選択が事実上(世界レベルで)不可能な業界はどのくらい存在するのだろうか(案外、あるのでしょうけど)?

 航空機は先端技術の集積でありそれ故に未知の分野に関する事故の発生や未知の要因(材料、機体構成、制御理論、等々)に起因した事故発生が運用やテロを除く事故原因であったと思われるが(しつこいけど)B737MAXのMCAS問題は既知の問題で技術的にも対処可能な技術課題に対して(あの)Boeing社の経営層が適切な対応を怠ったという「人的問題」を個人的には気にしている。こういう人的問題は技術ではなく「企業体質」と一般には捉えられるから経営層を一掃しない限りは解消されない(企業には企業固有の歴史と背景があるからどこぞの権威主義国家の如き党の介入なぞ自由主義陣営では考えられない)しこの企業風土が変わらぬ限り人命を伴うかは別にして同様の経営判断とそれに伴う結果の再現は必ず発生するのだろう(個人の勝手な妄想です:)。

news.yahoo.co.jp

 再掲になるが全日空がB737MAX-8を2025年頃からB737-800の後継機として40機程導入するのは事故原因究明と対策と効果検証と顧客である航空会社の実際に安全運行に従事するパイロットへの本件に対する回避手段と対処方法について確認が取れ教育訓練計画も立案されて故の導入継続なのだろう。全日空はA320NEOも導入しているからDHC8-Q400の時の如く(前脚出なくて着陸して製造不良が原因だったというボンバル機の欠陥の件)他に方法が無い訳では無いのだから上記事情(二者択一:全日空の場合は両方)を総合的に判断した結果なのだろう。

 一方AirbusはA350XWBの塗装剥離問題がA350XWB固有なのか同様の技術を用いている機体に波及していくのか原因と対策と状況確認がどの程度公開されるのか今度はAirbus社の経営陣の対応が試されるのだろうが既に法廷闘争の段階に入ってしまっているのであれば非公開になりそうな気がしないでもない。

 そもそも民間航空機業界が世界レベルで寡占状態になってしまった理由は欧州の企業統合体であるAirbusは弱小国家連合EUの航空機産業形態として止むを得ないとして(官僚国家EU様がAirbusを独占禁止法で解体するとも思えませんし:)米国航空機メーカがBoeing社一社になってしまった遠因は:

・L1011計画のビジネス的失敗(技術的には成功)によるLockheedの民間市場からの撤退

・DC-10,MD-11計画の機体欠陥の対応不備による経営的失敗(技術と経営双方に問題があり)によるMD社の経営不振→Boeing社に吸収合併

 であるのは既知事項でありLM社が民間機市場に再挑戦する可能性はNGADの受注に失敗しない限り考えづらい(戦闘機はLMかMDかNGしか開発能力は無い)だろうしいまさらダグラス民間機部門を分社化とは本体すら経営不安要素がある中で更に考えずらいから二者択一状態がこの先何十年も続くのであろう。最近超音速機ベンチャの報道もある様だがビジネスに成ると解った時点でこれらの大手が参入(多分ベンチャを買収か傘下に加える)し結局の処は現状のスキームに変化は無いのだろう。

 これは単なるボヤキだけどここまでメーカが少なくなってしまうとつまらんなぁという気がしている。このような事にならぬ様に

民主党政権の時代にマイクロソフトを解体なり分社化すべきではないかと個人的には強く思っているのだが時代が先に行ってそれも不要になるのかもしれませんなぁ

 とも思ったりもする。PCからクラサバからWebサービスからエッジがどうちゃらとか時々の流行(と言って良いのだろう)で変化はするものの20年前と同様の機能と品質レベル(24時間稼働も活性保守も無人運用も自動更新も出来ないんだって!)なソフトを押し売りしてくる企業の行く先なぞ推して知るべし(だと良いのですが一個人の偏った願望と市場が選択する現実は全く異なるのが世の常ではありますが)。

 

塗装剥離

 引き篭もり老人化度数が進行している為なのか(薄々時折感じているのだが)A350塗装剥離問題について全く知らなかった。航空関係のWebページは軍事関係以外はノーチェックで情報源も偏り過ぎているのかもしれないと反省(反芻)↓

sky-budget.com

 カタール航空はA350XWBのキックオフカスタマーの様だしAirbusとは法廷闘争の構えるみたいでBoeingで言えば全日空B787の件で法廷闘争(これはやるべきだったのかもしれない、RR含めて)になるようなものだが石油で潤うGCC諸国は要求水準が高いのかWet過ぎる甘え社会の我が国の習慣がゆるすぎるのか。。。

www.aviationwire.jp

 Airbusが主張するように塗装剥離だけの問題(それでも飛行や機材運用に影響を与えるから航空会社にとっては大損害)ならば良いのだが複合材料への影響を指摘する説もあるようでAirbusの主張が正しいかは経過を見ないと何とも言えない。航空機の塗装と燃費の関係は重要(表面積が膨大故、塗装も重量影響が大きい為)だから技術革新が求められるがそれが裏目に出たのかはたまた別要因なのかまた塗装剥離による複合材或いは機体部分への影響等々の真相はとAirbus盲信とは言えない状況になりつつある。JALも同様の影響を受けている筈だからいづれ実態と原因と対策は公開されると期待するが欧州航空機産業と監督省庁もBoeingとFAAの関係を批判出来ない過去事例も少なからず存在するので

やはり盲信なぞ論外でリスクヘッジはユーザとしては当然でそのペイロードたる乗客も着目すべきなのだろう(か|ね)と。

 少々冷水を浴びせられた気分(猛暑が数日間納まってるだけに:)。

複合材料機で無塗装は難しいだろうしなぁ。。。