EEtimesの記事より。
M85+M33のAMPでM85にはMRAM+ARM製AIアクセラレータ装備でEBIも備えている(pkgに依るのでしょうけど)という個性派MCU
RA8P1の概要[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス
「Ethos-U55」によって推論性能を高めた[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス
高度なエッジAIではAI推論ももちろん重要だが、音声のエコーキャンセルやノイズ抑制、画像のリサイズや輝度調整、センサー情報の時系列集計など、前/後処理も非常に重要だ。Cortex-M85はArmのベクトル拡張技術である「Heliumテクノロジー」を搭載しているので、こうした処理を高速に行える。
AI処理性能は256GOPS。Cortex-M85のみを使って動作周波数1GHzでAI推論を実行した場合に比べて、Ethos-U55を使用して動作周波数500MHzで同じ推論を実行すると、最大で35倍処理速度が向上したという。動作周波数は下げているので、その分消費電力を抑えられる。
メモリは、微細化が限界に達しているフラッシュメモリに代えてMRAMを初めて採用し、1MバイトのMRAMと2MバイトのSRAMを搭載した。MRAMの採用もRA8シリーズ第2世代の大きな特徴になるという。MRAMは高い耐久性とデータ保持力のほか、高速で書き込み/読み出しが行えること、消去不要であること、低消費電力であることなどが利点だ。ルネサスは半導体集積回路の国際学会「ISSCC 2024」で高性能マイコン向けのMRAMの高速読み出し/高速書き換えの技術を発表していて、RA8P1にはその技術を盛り込んでいる。
引用おわり。
M85、NPU、MRAMとハイエンドMCU(自社比)の様ですが用途は産業用・軍事用でしょうか?エッジAIはUCAV(端的にはウクライナ戦争でも使用されているFPVドローン等)で実用化されている様ですしその手のソリューションでは使い勝手があるのかもしれません(無論、ど素人の根拠無き憶測ですが)。
ユーザマニュアルからブロック図を引用しますがブロック図でありました:)SoCだとどうしてもこうなってしまうのはやむなし。

産業用途(IoTと置換えてもよい)ではエッジAIの需要が高まって来ているそうですし、NXP,ST、Renesasと(TIは例によって独自の様な)各社NPUを揃えたチップを提供している様ですが今回のチップはその中でもMCUとしてはハイエンドなのでは。
当方の如きど素人さんでもユーザ登録さえしておけばデータシートもユーザマニュアルも入手できるので最新チップの学習(人間の学習の方ね)には宜しいのかもしれません。
Renesasも余裕が出来たのか派閥解消出来ないのか分かりませんがDRPなるNEC伝統芸能とARMのIPたるNPUと色々提供(社内競争に見えなくもない)しているのは歓迎すべき事柄なのでしょう。
最終的に各社のNPUがどの方向に集約するのか、しないのかは外野でぼんやり見てるだけのオジサンとしては生暖かく見守って(何もしない・できないの同義語)いきたいものであります。
評価ボードも提供されていますが200USD超えなので個人では手が出ない・・・というか猫に小判か:)
まだ評価ボードホイホイ感性は瞬間的には残っている私(あわわ)。

