impress watchの記事より。
本記事は鈴木淳也氏の記事なので安心して読める。お勧め:)
既報の通り、iPhoneへのマイナンバーカード機能搭載がスタートした。iPhone XS以降の機種でiOS 18.5以降を導入しているデバイスであれば、手持ちのマイナンバーカードを導入して対面ならびにオンラインでの認証やマイナポータルへのTouch IDまたはFace IDを利用した4桁のパスワードと物理カードなしでのログインが可能となる。
引用おわり。
古い機種では対応不能で私が届かないiOSバージョンなので使う事は無さそうだが仕掛けは至極真っ当であくまでマスタはマイナンバーカード(物理)であり、iPhoneのマイナンバーカードはその副に過ぎない事と機種変更時は自動的に旧機種のデータは無効化される(電子証明書)と当然至極な仕掛けの様です。
つまり物理マイナンバーカードが不要になる訳ではない事は覚えておきたい。
続けて、
(アドネットワーク等を活用した集計のため)必ずしも実数を反映しているわけではないが、StatCounterのデータによれば2025年5月時点での日本国内のモバイルデバイス(スマートフォン)のベンダー別シェアはAppleが62.46%でトップであり、残りの他社のシェアをすべて合わせた数字がAndroidのプラットフォームとしてのシェアと考えられることから、iPhoneの実質的なシェアは6割近くと考えていいだろう。
つまり、この時点で日本国内で販売されるほとんどのスマートフォンでマイナンバーカードの搭載が可能になったことを意味しており、今後マイナンバーカードはモバイルデバイスからの利用が中心となっていく。
はい、スマホ依存世代から徐々に進んで行くのでしょう。
まず誤解されがちな部分だが、iPhoneに搭載されたマイナンバーカード機能は“物理的なマイナンバーカードの代替ではない”という点に注意したい。
iPhoneへの登録時にマイナンバーカードに“連動した”2種類の電子証明書の情報と券面情報の一部が記録されることになるが、あくまで物理的なマイナンバーカードの“副”のような存在であり、元となるマイナンバーカードが紛失や盗難などで失効した場合には、iPhone内のマイナンバーカード情報もまた失効することになる。
加えて、本体のマイナンバーカードとiPhone側のマイナンバーカード情報は1対1で対応しており、例えば機種変更などで新しいデバイスにマイナンバーカード登録を行なった場合、それまでのiPhoneに入っていたマイナンバーカード情報(特に電子証明書)は自動的に無効化される。デジタル的な複製を作れない点がセキュリティ上の特徴といえるだろう。
引用おわり。
これも当然な仕様だが、攻撃する側(国家なり組織なり)はこれらの隙を突いてくるからクレカ同様にボイド化の対応を迅速に行える仕掛けも整備されているのだろう(願望)。
もっとも病院・調剤薬局で普及しているマイナ保険証端末では連携機能が整備されないと使えないからその辺も含めて徐々に整備されて行くのでしょうかね。
20250703 03:25追記:いづれ・・・とか言ってたが9月からやるらしい。但しカードリーダが必要なので対応が分かれる可能性があるかもしれませんね。
現状、医療機関等に設置されているオンライン資格確認のための「顔認証付きカードリーダー」は物理的なマイナンバーカードにしか対応しておらず、AndroidやiPhoneに登録されたマイナンバーカード機能(電子証明書)では利用できない。利用のためには外部に非接触のカードリーダー装置を別途取り付ける必要があり、これを踏まえた実証実験が始まっている。
厚生労働省によれば、7月に関東圏15の医療機関で「マイナ保険証がスマホで使える実証実験」を実施し、9月以降はそこで行なわれた問題の洗い出しと対策を踏まえたうえで全国の医療機関へと順次本格展開していくことになる。
引用おわり。
意気込みは理解するが(しないの婉曲的表現)スマホの次はウェラブルで次は指輪と色々とアイテムが出てくるから追従する側も大変でしょう(ね|きっと)。
個人的には通院と滅多に行かない役所限定なので物理カードのままで良いかなぁと。そもそもNFC非対応のレトロ(用語間違ってますかね?)iPhoneなので:)