(宗教上の理由で)B787には乗りたくないのだが・・・

 亡き父の五十日祭(仏教の四十九日に相当)で卯月十一日に帰省するが昨日JALから便の欠航と代替便の案内メールが届いた。代替便では開始時間に間に合わないので前の便(始発である)に変更したが機材がB777でもA350XWBでも無いB787であった。前にも書いたがBoeingはB787から色々ボロが出始めた(それ以前でも危うい事はあったがそれを隠そうともせず慢性的失態が放置される凋落が始まったのがB787からと勝手に決めつけている)。B787を避けたい理由は以下の通り。

・結局リチウムイオン電池発火問題の原因と対策はどうだったのか:

 GS湯浅製リチウムイオン電池の発火問題は公式には試験内容外の条件での発生条件が存在しそれをGS湯浅が対策を怠っていたというのが最後の情報と理解しているがあれだけ世界中に迷惑を掛けまくったBoeing社から公式明瞭な事故原因のアナウンスは行われたのだろうか? NTSBやFAA迄巻き込んで(これはB737MAXも同様)大騒ぎした割に事故調査報告とその対処が(私感だが)「もやっと」しているのは偏見だろうか? 本来であれば世界初の電動制御民間航空機であるからイノベーションの代償(先行者故の犠牲)をノウハウ・教訓として広く世界に公開すべきではなかったのか。本件は原因特定と安全宣言が数回成されたにも関わらず事故が再発している点は新技術分野としてはやむを得ない面はあろうが極論すると「二次電池の保護回路設計・評価条件」であるからそれを未知の技術と称するのは後知恵で申し訳ないが如何か。

・繰り替えされるエンジン不具合と機材欠航(ANA機ではあるが):

 信頼のブランドと自称していたRRもGE並(失礼)に最近はタービン爆発させてるが同じTrentファミリでB787用のそれで不具合出しまくり且つ交換部品の入手に数年掛かるというRR様特有の殿様対応でB787(RRエンジン機)の信頼を失墜させている。これはBoeing社ではなくエンジンメーカのRRに起因するものではあるが只でさえ評判の悪いB787のそれを下げるには充分過ぎる悪影響は有った。

・国内線では長距離機は不要でありB777+A350XWBで充分なのでは:

 これは私の偏見に過ぎないがそもそも航続距離が短くて済む大半の国内線にはB777と最近就役したA350XWBで充分ではないのか。リスクヘッジの為にBoeingとAirbus機を導入するのは賛成だしそれによる効果も遠からず現れるだろうがそれに加えてB787は全く不要だし今回は単に機材の都合でB787が偶然廻って来ただけに過ぎない(B737B767の場合も結構有る)から文句を言う筋合いでは無いのだが非論理的な(宗教上の)理由からB787に乗るのはイヤだ(駄々っ子)。

 とはいえ予定に間に合わせなければならないし今更航空会社変える訳にも行かないので乗りますが機材トラブルによるB787以外の機種に成る事を不謹慎ながら期待しつつ。BoeingがB787以降も失態を重ねついには経営危機まで報道される様になった始まりはB787問題ではないかと勝手に邪推している。プロジェクト管理と責任のとり方と顧客への不誠実な対応がコンボで揃えば競合他社に客を奪われるのは道理でどれも自殺点で有り問題の本質は自社内に有るのにそれに向き合ってこなかった企業体質(に変異してしまった巨大企業)の身から出た錆なのだろうか。純粋な民間企業のBoeingと欧州各国政府の補助金漬けのAirbusを比較するのは不公平との指摘は正しいが航空機企業としてエンドユーザの末端である乗客視点では安全性・信頼性が最優先である事をメーカさんは夢々忘れる事亡き様に願いたいがどうやらBoeing社はそうでは無かったという評価が確立しつつある。これって企業としては危機的状況ではないんですかね。普通の会社だったら倒産すると思うのだが。