iTmediaの記事、なのだがこれってそもそも報道する価値があるのか不明(ああ、個人の印象ですよ)。
2年で7件と言いたいのか(だから多い?少ない?)、仮コードを割付たのを後始末してなかった(これは割当側の不始末)のを追求したい?のか意図不明。というかiTmediaはどこぞの朝日変態(最近は産経もかなり怪しいというかバカ化が進行中)の如き何でも批判しないと死ぬ病とは異なるストレートニュースを志向していると仮定するならば(無論、例外もありそう・・・ある種の層に絞った情報等)、私の如き濁ったおじ(い)さんの視点ではなく記事をそのまま読めば良いのでしょう(ね)。
コードの割付は通常DBに依存するからそのDBの品質をいかに維持するかが現場の方々のご苦労になる訳でその為の施策も供給者サイド、運用サイド、システム構築・開発するベンダ、それを運用する機関(医療側、調剤側、運営管理側、ベンダ・ソリューションプロバイダ、等々)からもさまざまな観点での対策・施策が行われている。
本記事から得られる情報を私なりに解釈するならば(濁ってないモードで)、それだけの施策を重ねてもどこかで何かの誤りが統計的にゼロに成る事は事実上無く、それに対する備えを上記の中で当然成されているのだが、それも複数のステージでチェックする体系になっている(所謂フェイルセーフの類、場合によっては処方箋と異なる薬剤・処方で死傷に至る場合もあるので)が、その結果として2年に7件をどう評価するかという処だろうか。
個人的には十分少ない(母数が分からないので定量的には言えませんが)印象で、検出されたという事は処方前にそれが検出されたという事ならば上記多重チェックが機能した事になる(当業者の方々のご苦労が忍ばれます)。
私が通院してる病院では電子処方箋は運用されていないのだけど(紙の処方箋を調剤薬局に渡すパタン)紙の処方箋と電子処方箋のInとOutに不整合がある場合があるならば・・・という内容だと理解した。
余談だが私は調剤薬局でもらう紙書類を保存した事が無い。理由はマイナポータルで過去の調剤履歴をすべて参照出来るから。薬剤の細目は検索すれば出てくるし毎回紙貰うのがちきゅーかんきょうとやらに宜しくないのでは?とか思ったりするが、顧客向けの電子お薬手帳は標準化されておらず(昔試したがネットワーク親和性が皆無で絶望した)、こんな処にこそ監督官庁がリーダシップを示すべきなのではと思ったりする。
そもそも医薬品は世界レベルで標準化されている筈だからそのスキームと親和性を持つ物が構築できそうな気がするのだが・・・所詮ど素人の妄想なのでしょうかね(闇が深いのかもしれませんし)。