aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

如月(タイトル修正:)

 オタオタしてたり分不相応に評論家じみた事をしてたらもう如月。この季節らしく最高気温ひと桁台、最低気温日によってマイナスと寒い日が続くが日が昇ると風さえ無ければ体感上以外と暖かく感じたりもする(猫の如く日向ぼっこしたくなる気分:)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 290回以上も記事を書いている日経XTechの記者さんが最近のクンクン主導のデカップリングを政治的解釈で書こうとしているようだが(取り込まれる日本ではなくて、自発的に参加協力する西側陣営としての日本、なのでは):

xtech.nikkei.com

この人、290回以上も記事書いてるのに20世紀には西側陣営で当たり前だったCOCOMという言葉を知らないのかなぁ(呆れ)?

 との疑念が少々。まあ、290回も記事を書いている記者さんだからまさかそんなことは無いとは思うのだが(ああ、勿論皮肉ですよ:)、

少なくとも支那は西側陣営では無いですよね

 と私は理解しているのだが、この記者さんの結びは:

高まる報復リスク

 ただ、新たな半導体サプライチェーンの形成は、米国にとって「もろ刃の剣」でもある。対中半導体規制のさらなる強化につなげれば、中国による報復リスクを高めるためだ。

 中国は今後、半導体材料として重要なレアメタル希少金属)の輸出制限や、海外企業の中国工場閉鎖に動くかもしれない。さらに、台湾海峡への軍事的圧力を高める可能性もある。そうなれば、半導体サプライチェーンは急速に混乱するだろう。

 この人、記者でありながらクンクンのデカップリング戦略の意味が全く分かっていない様である(だから鶏頭だと言われるのだろうなぁ:)。支那プーがレアメタルを締めてくるのは想定内で尖閣騒動で経験済だし、それを踏まえてのリスクヘッジにまともな国は既に動いているのを知らぬではあるまい(記者故に:)。工場閉鎖はそれこそ記者さんが主張される諸刃の剣そのものだし、被害が大きいのはどちらかとの思考に至っていないのはやはり鶏頭属性が標準の記者頭だからだろうか(ね|え)。

どうもメディア様は支那プーに異様に優しく、加害者と被害者、メディア様が大好きでコンプラ上も重視している筈の人権を無視する犯罪国家とそれに対する制裁を行う陣営との敵味方識別装置にメディア様独自の解釈がおありの様である。

 半導体に限らずデカップリングによるサプライチェーン再構成で一時的か恒久的かは知れぬがサプライチェーンが混乱するのは承知の上でメディア様(この記者さんも典型的なメディア様視点:)は目的と手段と短期的と中長期的な影響と効果を整理分析するメディア様本来必要とされる能力を(こと支那に関しては:)どこかに置き忘れてしまうご様子なのは遺憾である(皮肉ですよ:)と思うのですよ。

 これが戦争であり、支那プーと狐が仕掛けている超限戦への対抗処置である事が全く理解出来ていない(或いは独自解釈しようとしている、無論、スポンサー様に都合の良い方向に:)のは重ねて遺憾である。まあ、記者さんも玉石混交だからこんな誰でも予想がつくポンコツ記事しか書けない記者も(290回投稿しても)居るのだろう(ね|え)。お里が知れるとは言い過ぎだろうか。

 若い方はご存知無いかもしれないが1990年迄は中華人民共和国は工業生産上は西側世界からは無視されてた存在だったのだが・・・解る? たったの30年前なんだよねぇ。だから犠牲を払えば時計を30年前に戻すのは不可能ではないし、クンクンはそれを着実に実行・達成しつつある現実を(しつこいが)この記者君は全く理解出来ていないご様子である。