Forbesの記事より。
ディジタル技術による通信改善技術の一端と言えなくもないが、ここでいう通信とは死者との対話をLLMで近似(といえるかどうかも不明)するというある種の偽術かもしれない。
大規模言語モデルを活用したゴーストボットが、故人の姿、言葉と声を模倣する
こうした技術を支えているのが、大規模言語モデル(LLM)だ。筆者は以前の記事で「AIマインド・クローン」と呼ばれるトピックを取り上げたが、企業はこの技術を使うことで、たとえ本人がこの世を去った後でも“賢明なリーダーの助言”を受けることが可能になる。
コンピューターサイエンス分野の学術メディアCommunications of the ACMは、「言語や画像、音声などを生み出す生成AIの進歩によって、人々は亡くなった人を模倣する“ゴーストボット”と会話ができるようになった」と説明する。同誌はまた、「今日のゴーストボットは魔法ではなく数学に基づくものだ。故人が残したデータを学習したAI言語モデルが、そのデータをもとに“故人ならこう話すだろう”という言葉や声を数学的に予測して再現する」と述べている。
引用おわり。
考えてみればLLMと対話(例えばgemini2.5)する時にはLLMの生死は気にしない(LLM故)のだからそれの応用形態であるデジタルゴーストも生前の教師データに基づくLLMの反応に過ぎないのだから・・・と割り切れないのが哀れな有機生命体である生物であって(ここで人と書かないのは猫でも犬でも死者の生前の情報を見ると反応するから・・・センチメンタルですかね)。
なので最近見られる「AI社長、AI取締役、AI監査役」等々も同様の技術で構築されているのだから、
対象者の過去の情報に基づくLLMの応答の確率分布に過ぎない(反芻)。
と心に念じるべきなのだろう(正気を失わぬ為にも)。或いは死生観の問題とも言えるかもしれないから別段生死の時間軸に依存しないという価値観・世界観も個々人の中では存在するだろうし、宗教団体の如く他人に強制しなければそれはそれでよいのだろう(思想・信条の自由の類と理解)。
とはいえ人間とは哀れな下等動物(ああ、神様とか呼ばれる存在に対してですが)故、人形どころか二次元情報にすら生けるものとする考えもあるのだから記事のタイトル通りビジネスとして成り立ちうるかもしれないし、AIPC(笑)でそれをお守り(或いは呪い)として携帯する人も居るのかもしれない(というか二次元系ならほぼ確実に居そう:)
#一部の霊的産業の方は影響を受けるかもしれませんな(或いは霊的産業のIT化促進、でしょうか:マネタイズ出来れば手段は問わぬ:)