aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

エコシステム

 トラ技PDF版2023年4月号をiPadパラ読みした印象。マイコンでもFPGAでもそうだがアナログ部品や受動部品、機構部品と異なり半導体単品では無価値で開発環境がサービスライフの間供給されるLCMというかエコシステムは大前提で、そこが成立してないと技術部はその部品を採用したくても出来る筈が無い。率直に言えば、

 安価が利点と喧伝している支那製チップ(8051互換が多い様だが、ライセンス的にはESP32のテンシリカやARMは当然の事、MIPSやAlphaのライセンスも取得してる筈ではあるのだが。。。)はこの要件を満たしているのか?と疑問を提示しておこう(余計なお世話ではありますが)。

 個人的にはSTM32F103フットプリント互換のRISC-V32がSTの許諾を得ていないのであえばアウトかなぁと思っているし、支那流交渉術で訴えるならビジネスを止めるぞなる国家レベルの恫喝も(勝手な根拠の無い妄言です:)有りえぬ訳でも無かろうから、

西側諸国並の知的財産権の遵守が行なわれていない国の部品供給に疑念を持たないのかなぁ(レアアース輸出禁止事件を忘れてしまった?)とか思ったりする。

 それはそれとしてXIAOは最初のM0+版からその小型軽量、安価、Arduino IDEで米国(Microchip)製チップを使用した、所謂アセンブリモジュールであるから安心して使用出来る素材(理由:代替が効くし、情報は全て入手可能な為)と評価するし、その意味では個人的にはM5stackよりWio-terminalの方が好み(使用部品の点、製品完成度の点:特にM5Stackの音は耐えられない、アマチュアレベル:)であるがそういえばSeeedはその辺をわきまえているのかFusionPCB含めたEMS経験からかアセンブリメーカ(代替可能な)としては好適と今の処、評価している(今の処、ですよ:)。

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