aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

白質

 高齢者が増加するに従いこのような記事に興味を持つ人が増える(そりゃ、高齢化社会だから:)のは道理で別段科学雑誌でも何でもないForbes誌の記事:

forbesjapan.com

 これを引用してしまう私自身も(エビデンスがある訳でもない、単なる調査観察段階であるのに)即ち対象者予備軍(人間誰しも歳を取るものなのだ)である訳で:)で、関心のあるパラグラフを引用するに:

今のところ、スーパーエイジャーは一般的な高齢者よりも白質の減少するスピードが遅いことがわかっている。この事実は、スーパーエイジャーが鋭い記憶力やすばやい推論力など、健康な脳機能を高齢になっても維持している理由を説明している。しかし、そもそもなぜスーパーエイジャーは白質の減少スピードが遅いのかは、まだ解明されていない。つまり、脳機能を老化から守るメカニズムは解明されているが、その対象となる脳の持ち主を決定する要因はまだわかっていないのである。

  スーパーなんちゃらという表記はさておき(その理屈なら江戸時代の人にくらべりゃ令和の高齢者はスーパーと言えなくもない気もする。なぜなら母数が多いから割合も統計的に多いという屁理屈)、白質なる構成物質(生体組織)に依存するというのはまだまだ生化学的に検証されてる訳でも無さそうで、乱暴な表現だが大昔言われた脳の重量が大きい人程、頭が良い仮説と同程度の信憑性(定説とは到底言えないリサーチ初期段階な印象)はUnknownである様だがそれを歪増幅変換しないのはForbesさんの良識だろうか(褒めすぎかもしれない)。

 とはいえ短期記憶衰退に苦しむ身としてPSだのヒスチジンだの色々サプリ頼み(無論、フラセボは承知の上)の日々を過ごすのは秘密だ:)きっと最も効果的なのは日々余裕無き納期に追われまくって期限ギリギリ生活を送っている人種(ああ、私の事ではありませんよ、多分:)さんはきっと白質まみれでボケる暇も無いのではと勝手に妄想している(例が悪いが麻生太郎とか:)。

 メディア様は100年社会とか煽りなさるが仮に生化学的に100年が可能としても身体機能はサイボーグ化なり出来たとしても脳機能だけはまだまだ代替困難(とか言いつつLLMは擬似的な記憶拡張と言えなくも無いから無いよりかはマシか。仮に不正確であったとしても)だからこの手の研究(別段移植でなくても人工白質とか増強剤・維持剤的な需要は当然あろうから)それこそ晩節を汚すのが流行なジジババら(当然、私も含まれます)が切望するのでしょうね。