aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

Python in Excel

 gihyo.jp(技術評論社)のトピックより。

 Windows版のOffice365 Businessの特定バージョン以降で利用出来るExcelのセルにPythonコードを埋め込む機能、らしい。

 セルはPandasのデータフレーム風に使える様なのでVBAの変態世界:)とは異なるPythonの世界であるから、Excelでも正気を保てる可能性が・・・:

gihyo.jp

要所を引用:

Python in Excelとは

Python in Excelとは、ExcelブックのセルにPythonコードを埋め込める機能です。筆者の経験上、VBAPythonで書ける機能と誤解している人をときどき見かけたことがありますが、全く別物の機能なので注意してください。

Python in Excelの基本的な使い方については、2024年2月5日のPython Monthly Topicsで紹介しています。詳細は以下の記事を参照してください。

上記の記事はPython in Excelが一般提供される前に書かれたものですが、現在でも使い方に変わりはありません。ただし、導入方法は不要な手順になりました。

なお、Python in Excelは本記事執筆時点ではWindowsExcelExcel for Windowsのみで利用できます。

 VBAの機能をPythonで書けるのではなくて、対象となるシートをPandasのdataframe風にPythonで処理出来る(表示はseaboan等で美しく表示)様で率直に言えばExcelのセル操作をPandasのデータフレーム風にPythonで記述出来る、という理解だろうか。

 VBAの変態作法(20世紀臭がプンプンするMS方言空間からの解脱:敢えて宗教用語:)にゲンナリしている方(私もその中に含まれるが・・・)には新たな選択肢になり得る可能性がある、かもしれない。

 

20250124 22:59追記:会社で試そうとしたのだけどPython in Excelはオプション契約しないと駄目らしい。

 つまり有償という事でMSだからそんなもんだろうとは後知恵で反芻する次第。結局MSは21世紀の今でもOfficeそれもExcelはスターであり、そのメカニズムのVBAを軽視している訳ではなく、社内派閥ではVBA或いはその変種がMSのメインストリームなのだろう(か|も)。とはいえVBAディスコンするらしいのでまたまた変な体系の何かを組み込むのだろう(歴史は繰り返す)。

 結局いつもの技術評論社であって話題を提供しておしまい(すみません口が悪くて)なのだろう・・・MS空間ではそういうものなのでしょうね。