ロイターの記事より。
政権変わるとこうもマトモな(主観です)方向に物事が進む様になるとは・・・このネバネバしたような1年から憑き物が取れた様だ(ご察し下さいませ:)
[東京 22日 ロイター] - 小泉進次郎防衛相は22日の就任会見で、次世代動力を活用した潜水艦の保有に向けた政策を推進するとした自民党と日本維新の会の合意について、原子力を含め「あらゆる選択肢を排除しない」と語った。「公党間の約束は重いと思っている」と述べた。
引用おわり。
おお、あの小泉次男がマトモな事を言っている(びっくり)。そういえばこの人CSISに出向してた事があったらしいから案外(多分)防衛関係も詳しいか基本的な知識は持っている筈なので。
1960年代のまだ日米安保条約が締結される前の頃、佐藤栄作(ノーベル平和賞を受賞したあの佐藤栄作ですぞ)は安保締結しないなら日本も核兵器を装備せざるを得ないと米国側に言明したと伝えられる。
東西冷戦の緊張感の中、当時の日本政府と与党には核兵器開発も辞さぬという安全保障政策のリアルが有ったと聞きます(どの程度実態を表していたかは判りませんが)。
そして戦後80年が経ち、この様な政策を公言し、連立与党との公約として、あらゆる選択肢を排除せず(念の為ですが、核兵器ではなく)、今回は原子力潜水艦も選択肢から排除せずの意味です。
核兵器はNATOの様な核シェアリング他それこそ様々な選択肢(無論、通常兵器装備も選択肢。防衛大臣が言及したVLSは世界標準であるから巡航ミサイルでもそれ以外でも(SLBMではありませんね)選択肢から排除せず、と。
連合国(国連の直訳ですね。国連なんて誤訳どいつが考えたのだろう)が居る限り、敵国条項は敗戦国の呪いとして残る訳ですが(無論、一個人の主観ですよ、主観:)実現可否はともかくあらゆる選択肢を排除せずは言葉だけでも相応な効果をもたらす可能性がありますよね(来週、どう反応されるかは・・・織り込み済みなのでしょう多分)。
無論、80年汁を吸い続けてきた抵抗勢力(ああ、立憲共産党とレガシーメディアの事ね、特に朝日変態と中日東京とかの古新聞:)は一大キャンペーンを開始するでしょうが今回の女性宰相、北条政子レベルかどうかは知らぬが600年振りの女性宰相?らしいのでこれからに刮目でありましょうか。