OlimexとEagleとレトロマイコン(昔々)

 Eagle+Olimexネタで昔(2007〜8)年に作ったボードを幾つか記してみる。当時は何となく薄っすらとした今で言うところのレトロマイコンブーム(Olimex+Eagleで簡単・安価に基板注文可能となったのを契機として)のようなものが有ったような気が。記憶の範疇で挙げてみるに:

・MC68HC11+C8051F330

・TMS9995

・uPD8085A/80C85A

・80C32(NXP)

Z80(20Mhz,Zilog)

・uPD80C39

・CDP1802

 等々。どれもジジババ(失礼)世代の方々ならご存知のチップかと思われるがその中で最初に作ったHC11と2番めの9995と三番目の8085Aについて述べる。

1.MC68HC11E1 + PSD854F2 + C8051F330

 最初にEagle+Olimexで基板注文したデザインで出来るだけ失敗したくなかったので結構堅実な設計になっている。MCUmotorola(freescale,現NXP)の68HC11E1でMC6800上位互換のマイクロコントローラ(MCU)である。PSD854というのはST(オリジナルはイスラエルのWSI)から販売されてたProgrammable System Deviceと称するFROM+SRAM+PLD+IOportを52PLCCに集積したデバイス。PLDのプログラムはPSD-Abelという専用のAbelで行いそれ含めたFlash書込み、コンフィグレーションはPSDSoftExpressという専用ソフトで開発・デバイスの書込みを行う。このチップのおかげで面倒なグルーロジックはPSDのPLDブロックに押し込めるとランダムロジックを大幅に削減出来るので構成がすっきりしたと思う。

・回路図

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m68hc11e1_v0.sch

・パターン

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m68hc11e1_v0.brd

・基板イメージ

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m68hc11e1_v0_boardimage

 オートルータのパラメタ調整方法が良く分からず拡張バスの配線が出来なかったのでコネクタだけ配置している(飾り)。

 ソフトウェア(デバッグモニタ)はbuffalo32というモトローラ純正モニタのソースがaslに添付されてるのでそれを修正して利用。僅か8KBでワンラインアセンブル・逆アセンブル、メモリダンプ、ステップ、BP、レジスタ表示等一通りの機能が搭載されておりチップを動かすのが目的の暇人には有難いソフトである。

2.TMS9995 + PSD854F2 + 16550

 TIの16bitマイコンでpush down stackを備えないTI99系の最下位の16bit(8bit bus)マイコン。サブルーチンコールはBranch and Link命令で行いスタックポインタは存在しない。アーキテクチャは大昔の16bitミニコン臭がするがスタックが無いので私は馴染めず(マイコン入門はM6800だったのでスタックポインタはが有るのが当たり前の世代)何度か挑戦したが結局UARTにテストパタンを表示するレベルで止まってしまった。

・回路図

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tms9995_v0.sch

・パタン

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tms9995_v0.brd

・基板イメージ

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tms9995_v0_boardimage

 まあレトロマイコンの懐古主義で作ったようなものでありまして。

3.uPD8085A/80C85A

 超有名チップなので説明は省略。

・回路図

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8085a_v0.sch

・パターン

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8085a_v0.brd

 オートルータのコツが少し分かってきたので拡張バスを引く事が出来た。

・基板イメージ

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8085a_v0_boardimage

4.まとめ

 昨今ではIMT部品の入手も難しくなっているようだが目の悪いオジ(い)さんが酔狂にも電子工作をするならばSMD部品はかなり厳しい。そもそも久しくハンダ付けやってないのでその辺からリハビリしないと駄目そうな気がする。