50件目と切りが良いのでこれまた勢いでつまらぬ事を書く。まあ所詮ブログなどというカタカナ語に大した意味合いは無いのだろうが。タイトルは無論画面アスペクト比の事でタブレットに関して言えば事実上iPad以外は16:9でiPad系は4:3(例外もあるが)のアスペクト比を維持している。私はKindleとPDFリーダとしてのiBooksを常用しており何度かKindle Fire(6,8,10)も買ったのだが結局iPad(7.9,9.7,12.9)を常用してるのは何故だろうと考えてみると電子書籍の多くは現実には紙の書籍のフォーマットを踏襲するから都合4:3のアスペクト比で電子書籍も出版される。別段Android系タブレットでも閲覧可能な筈なのに結局iPad系に回帰してしまうのは4:3という紙の文化との親和性が高い(良く言えば尊重)iPadを無意識レベルに近い形で重用してる現実がある。Kindle以外にオライリーの電子書籍(DRM開放の太っ腹に深謝!)もよく購入するのだがあの分厚い紙の本を装備するのは物理的に不可能故、4:3リーダのiPad系の存在は大変有り難い。大きすぎ・重すぎで持ち運びは難しいが12.9インチのiPadは画面がA4サイズなのでA4紙とほぼ同じイメージで閲覧可能で大変具合が良い。4:3を好むか16:9を好むかは使う人が紙系コンテンツを主に利用するか映像系コンテンツを利用するかで別れるのが合理的だが安いという理由だけで購入すると私のように死蔵されたKindle Fireの山が増えるだけとなる。同じKindleでも電子書籍専用に最適化されたKindle Paper Whiteは出色の出来栄えで文庫本相当の電子書籍(=専門書以外の書籍)リーダとして愛用している。4:3シンパとしてはパネル屋の脅しに屈せず4:3パネルのタブレットや電子書籍リーダを今後も提供頂く事を長期戦略の有る企業さんには要望する。これを言ってはお終いなのだが日本特有の企業系列毎の端末+コンテンツ販売モデルは最初から成功の見込みは無く現実に全て失敗しているのだからいい加減学べば良いのにと思うのだが。顧客が欲しいのは電子書籍という情報であって端末ハードウェアでは無いというのは各メーカの企画屋さんも重々承知しながら会社の支持で同じ失敗を必然的に繰り替えすのは哀れとしか言い様が無い。電子書籍普及の鍵はフォーマット統一に有るのは誰でも容易に想達できるのに。