aki_iic’s blog

己の欲せざる処人に施す事無かれ、狂人の真似するは即ち狂人なり

レコメンドシステムに少しは忖度しろよと言いたくもなる件

 世の中レコメンドシステムに溢れており相応の恩恵(例えばECサイトでの「おすすめ」)もユーザは得ている場合も有るが何度更新しても同じコンテンツを提示する場合やこれは無いだろう的なユーザにとってはトンデモなレコメンドも普通に有るよねというお話。

・求人サイト:○

 流石に金が掛かっているだけの事もあってサービス業者の得意・不得意もあるが結構かなり適切なマッチング案件を提示頂いている(そこから先は本人の努力と運)。やはり規模の大きく歴史(=データ蓄積)の多き業者の方が良質なサービスを提供頂いている印象が強いがパラメータを特定しないと(例えば全国区で求職指定する等)色々なオファーを頂く事例も少なくないがこれはパラメタ指定をした側(=本人)の責任故、とやかく申せる筋合いでは無い。必要性・歴史・要求される精度と要求条件が相応に厳しいと技術とコンテンツも磨かれて実用性の高いサービスに進化する好例では。 

Amazon:○

 ECサイトで書籍から出発した関係と同社の技術力の為(自社技術というのもご立派。特許出願も多い。)か特に書籍関係のレコメンド情報はなかなか参考になる。特に知らない分野を検索すると参照した書籍を種にして多岐に分岐してくれるのが新たな気づきに導いてくれる点も由。表示して欲しくない情報にも忖度(法規制に準拠というか)は有るし「顧客の立場を忖度する」姿勢は外資でありながら良いが購入履歴で表示したく無い商品を表示禁止出来ないのは改善の余地が有る。洋書・和書混在でレコメンドしてくれる点も由。

YouTube:△

 私の趣向の偏りだろうか何度表示しないを設定しても同じコンテンツが繰り返し表示されるのは感心しない。確かによく見るサイトは限られているし連続再生すると履歴情報が加算されるからそちらに偏るのは理解出来るが何度も同じコンテンツが表示されるのはとても偏った分野のユーザかレコメンドシステムへのヒント(履歴情報とバイアス指定)が適切で無いか他の要因なのだろうか。YouTubeは昨今「広告オチという名の検閲」が批判されている様でGoogle側の気まぐれなポリシーでそれが行われるのは独占の弊害なのだろう。やっぱ独占良く無いが本国政府が露骨に介入してこないという事は本国政府の判断では「セーフ」なのかもしれない。自由には責任が権利には義務が伴うという民主主義世界での常識を理解していない個人・団体・国家が存在するのも事実でサービス提供者の権限行使の「ポリシー」が所謂YouTuberさんの間で話題になる事も少なくない。

Facebook

 無関係な情報や見たくもない情報や関係無く見たくも無い広告を延々と「レコメンド」してくれるサービスというのが私個人の評価。強調フィルタリングのアルゴリズムが相当に緩いのかおバカなのか知らんが是非「知り合い判定理由」を知りたいものである。知らなきゃ表示するなとFacebookには言いたい。加えて外資企業なのに翻訳機能が壊滅的に駄目で翻訳が容易な筈の技術翻訳(簡単なプレスリリース等)でも意味が逆だったりトンデモ翻訳が少なくなくどこの国籍の人が翻訳エンジン作成してるのだろうかと不安になる。加えてIT詐欺師のご多分に漏れず金さえ貰えば独裁国家の干渉も無批判で対応する価値観はどこの国の企業なのだろう(そうかグローバルさんだったか?)かと不安になる。EUからザッカーバーグさんお仕置きを受けた筈なのに支那には甘いIT詐欺師の体質は変わらんのぉ。他の理由もあって更新は止めた。ほぼ全てのECサイトSNSで利用されているレコメンドシステムだがサービス提供者のポリシー(金をかせぐ為の手段)でユーザの印象・心象は大きく異なる。購入という具体的目的の為のECサイトはその出自と歴史と競争から概ね良好に機能しているレコメンドシステムだが抽象度が上がる(=金になりにくい)に従い現状のレコメンドシステムでは不適切或いはサービス提供者の意図とユーザの希望が乖離している場合が少なくない。Facebookも結構色々な特許を出してたりOSS業界にも貢献しているようだが一個人ユーザとしての心象は宜しくない。

はてな:(不明)

 使い始めたばかりなので不明としておく。そもそもBlogなる何の役にも立たないコンテンツで利益を出すには広告収入か有償サービス加入促進するしかサービス提供側としては無い(或いは他事業部門からの補填)のだろうが我が国のサービスなりの緩さと言うかおっとりとした温さがそれはそれで宜しいのではないかと。

・結論:

 SNSに個人情報を記載する際は充分注意せねば。特にFacebookとそれに連携しているサービス・サーチエンジンの類(求職サイト等)。一度ネットに開示された情報は取り戻せないからくれぐれもパンドラの壺を開ける際は用心するに越した事は無い。その点では求職サイトが脳裏に浮かぶが法規制とサービス提供者の信頼に直結するので事故は少ないのではと期待している。一度開示した情報は取り戻せないしそもそも情報開示・発信しないと職は得られませんので。虎穴に入らずんば虎子を得ず、と。やはり世の中Give&Takeでこの点ではIT詐欺師の恩恵を被っていると言っておこう。